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一年程前から

ある所に真っ白な鍵がいました。

白い鍵は友達と楽しく過ごし、それはそれは幸せな時間を過ごしていました。

しかしある時白鍵は、それらの友達とは少し違う友達を見つけました。

その友達は自分には無い色を沢山持っていて、白鍵は他の色を持つ鍵達に憧れを持ちました。

白鍵は更に沢山の友達が欲しいと思い、沢山の鍵を呼び出しました。

それが、呼んではいけない者だったとも知らずに・・・。

呼び出された鍵達は色毎に個性があり、白鍵の思っていない所で悪さを始めたのでした。

いえ、それはきっと他の鍵からしてみれば、ごく自然な振る舞いだったのでしょうが、白鍵からして見れば、それは困る事だったのです。

それを見かねたお爺ちゃんと当主が「これはいかん」と、沢山いる鍵を押さえつけにかかりました。

いえ、それは抑える手伝いだったのかも知れません。

紆余曲折はありましたが、呼ばれた鍵達は眠りにつくことになりました。

その眠りは浅く、いつまた目覚めるとも分からないままに・・・。

白鍵は、自分が呼んでしまった鍵達の行動に責任を感じ、自分を管理してくれるように、一人の男の子に託しました。

それが「湖太郎君」だったのです。

湖太郎は、白を始めとする鍵を一身に背負い、鍵を部屋の奥に入れ、頑丈な錠前を取り付けました。

湖太郎は一人で管理するのは不安だったために、錠前の鍵を二つ、取り付ける事にしました。

錠前の鍵の一つは湖太郎自身で。

もう一つは、湖太郎が最も信頼出来る友達に、渡しました。

これで、例え湖太郎が錠前の鍵を開けたくなる衝動に駆られても、もう一人が鍵を渡さない限り、錠前は開かないのです。

これならば、もう大丈夫でしょう・・・。

湖太郎は沢山の鍵が、このまま安らかに眠りにつけるように見届ける事になりました。

数多の鍵は楽しかった事・悲しかった事・寂しかった事・友達と笑い合い、時にケンカし、それでも忘れてはいけないと思う沢山の記憶を秘めたまま、眠りについています。

いつか目覚めるかも知れない、その時を想い。

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上杉湖太郎

Author:上杉湖太郎
上杉湖太郎です。

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